講演・口頭発表等 - 大幸 裕介
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Development of H+ emission gun using a proton conducting glass fiber 招待あり 国際会議
Yusuke Daiko
The 16th international conference on nanotechnology (IEEE nano)
開催年月日: 2016年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:Sendai, Japan
プロトン伝導性ガラスのファイバー化、ナノ先鋭化および先鋭化先端からのH+放出に関して招待講演しました。ポリアニリンに対するプロトン付加反応などからH+放出能を議論しました。
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ヨウ化銀系Ag+超イオン伝導性ガラスのナノ先鋭化及びAg+イオン放出
瀬川恭平, 水谷聖, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二
日本セラミックス協会秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
プロトン伝導性ガラスを先鋭化して高電界を印加すると、先鋭化先端からH+放出が生じることを見出しました。同様の手法で銀イオン伝導性ガラスからのAg+放出について調べています。ガラス中のAg+放出に伴う電気的中性の制約からAg(板)からのAg+イオン供給が重要で、Ag板からガラスへのAg+移動を直流通電試験を基に調べました。
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H+注入下での電気及び機械特性のその場計測による構造緩和時定数解析
加藤淳揮, ジョン スミン, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二, Rouxel Tanguy
日本セラミックス協会秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
水素雰囲気で通電することでリン酸ガラス中のOH基濃度が増大し、プロトン伝導性を発現します。in-situ FTIR測定よりOH基濃度を求め時定数を算出しました。他方、同じプロトン注入条件でガラスのクリープ変位が著しく増大することを見出し、クリープ変位の時定数とIRの結果を比較検討しました。
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欠陥を利用した酸化亜鉛の表面修飾およびSドープ量制御
大幸裕介, 岩本雄二, Schmidt Jochen, Peukert Wolfgang
日本セラミックス協会秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ドイツのFAUとの共同研究成果です。酸化亜鉛粉末に粉砕や撹拌など機械的刺激を加えると、酸化亜鉛表面に欠陥が生成され、その欠陥量をFickの拡散方程式を基にモデル化しました。また欠陥量とアニオン(S)ドープ量は正比例することを示しました。STEM-EDS元素分析によるモデル検証を実施し、算出される拡散相とS反応層がうまく対応することを証明しました。
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水素雰囲気通電条件でのin-situ赤外分光測定によるリン酸塩ガラスのH+注入ダイナミクス評価
大幸裕介, ジョン スミン, 加藤淳揮, 水谷聖, 早川知克, 岩本雄二, 村井俊介, 武藤浩行, 吉田智
日本セラミックス協会秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
これまで定性的に述べてきたガラスへのH+注入に関して、燃料電池動作雰囲気で測定可能な独自のin-situ FTIR装置を新たに作製して、リン酸塩ガラスへのH+注入メカニズムを調べました。特に湿度によってH+注入速度が著しく変化することを見出し、その内容を報告しました。
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電気化学圧子圧入法を用いたクリープ解析に基づくリン酸塩ガラスへのH+注入ダイナミクス評価 招待あり
大幸裕介, 加藤淳揮, ジョン スミン, 本多沢雄, 岩本雄二
日本セラミックス協会秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
独自に開発した電気化学圧子圧入法を用いたイオン伝導に対する活性化体積評価、またH+注入に伴うガラスのクリープ挙動についてまとめて報告しました。
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Mechanochemically induced oxygen vacancy and surface modification of ZnO 国際会議
Daiko Yusuke, Yuji Iwamoto, Förster Henning, Schmidt Jochen, Segets Doris, Peukert Wolfgang
13th International Conference on Ceramic Processing Science(ICCPS13)
開催年月日: 2016年05月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ドイツのFAUとの共同研究成果です。酸化亜鉛粉末に粉砕や撹拌など機械的刺激を加えると、酸化亜鉛表面に欠陥が生成され、その欠陥量をFickの拡散方程式を基にモデル化しました。
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ポリマープレカーサー法によるGa 添加β-SiAlON:Eu₂+蛍光体の合成と評価
水谷浩司、岩崎凌、大幸裕介、本多沢雄、岩本雄二
日本セラミックス協会2016年年会
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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プロトン伝導性ガラスへの電界H+注入とクリープ挙動のその場計測
加藤淳揮, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二, Tanguy Rouxel
日本セラミックス協会2016年年会 日本セラミックス協会
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
自作のインデンターを用いて、当研究室で開発したプロトン伝導性ガラスに対して燃料電池雰囲気中(水素雰囲気+白金活性電極+通電)でクリープ試験を行った。当該雰囲気で水素ガスから解離生成したH+がガラス中に注入される。圧子を電極として用いることで、H+注入が生じているまさにその場クリープ解析が可能となった。水素雰囲気および加湿(RH1%)において顕著にクリープがみられることを定量した。
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銀イオン伝導性ガラスファイバーからの電界Ag+イオン放出及びAg ナノ粒子生成
瀬川恭平, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二
日本セラミックス協会2016年年会
開催年月日: 2016年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
高い銀イオン伝導性を示すガラスファイバーを作製し、その先端を先鋭化して電界印加することで、ファイバー先端から銀イオンが電界放出されることを発見した。磁界・電界レンズなどを用いなくても10マイクロメートル程度の局所域にイオン注入可能であった。
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フェニルシルセスキオキサン系粒子のガラス転移温度と熱融着挙動
小田優喜, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二
平成27年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 日本セラミックス協会
開催年月日: 2015年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
フェニルシルセスキオキサン粒子をゾル-ゲル法によって作製し、その熱融着挙動や融着に伴う構造変化を粘弾性試験および各種NMR測定によって詳細に調べた。粒子間ボイドの消失に伴い、粘弾性から完全弾性に変化することを明らかにした。
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プロトン伝導性からみた溶融法とゾル-ゲル法 招待あり
大幸裕介
日本ゾル-ゲル学会 日本ゾル-ゲル学会
開催年月日: 2015年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:北海道大学
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GPa-order high pressure impedance measurement for ion conducting glasses utilizing an indentation-induced local stress field
J.Kato, Y.Daiko, S.Honda, Y.Iwamoto
第56回ガラス及びフォトニクス材料討論会
開催年月日: 2015年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
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遷移金属をドープしたアルミノシリケートのローカル構造
大幸裕介, 齋藤彰太, 多田翔太朗, 名打圭佑, 本多沢雄, 岩本雄二
第28回日本セラミックス協会 秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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酸化亜鉛酸素欠陥のメカニカル生成と表面修飾
大幸裕介, 大西崇弘, 本多沢雄, 岩本雄二, Jochen Schmidt, Doris Segets, Wolfgang Peukert
第28回日本セラミックス協会 秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
シェーカーを用いて酸化亜鉛粉末に適度の機械エネルギーを加えることで、表面に酸素欠陥が生成した。FIckの第二法則に基づく解析から、およそ表面5 nmを反応層として酸素欠陥が生成した。還元雰囲気では生成速度が顕著に増加した。また酸素欠陥をアンカーとして酸化亜鉛表面に硫黄ドープが可能であった。
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圧子圧入による局所応力を利用した弾塑性および高圧電気抵抗のリアルタイム計測
加藤淳揮, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二
第28回日本セラミックス協会 秋季シンポジウム 日本セラミックス協会
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
インデンターを改良して金属製の圧子を電極に用いて圧入時の荷重・変位と電気抵抗のリアルタイム計測を実施した。ヘルツ則に従う弾性変形解析と圧子直下の高圧力場でのイオン伝導の様子を同時計測可能となった。これまでこのような装置および測定方法は前例がなく、オリジナルの成果が得られた。
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プロトン伝導性ガラスからのH+放出及びH+注入による機能発現
水谷聖, 大幸裕介, 本多沢雄, 岩本雄二
第28回日本セラミックス協会 秋季シンポジウム
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
プロトン伝導性ガラスファイバーの先端を先鋭化して電界印加することで、ファイバー先端からH+が放出されることをイオン電流値やポリアニリンへの水素付加反応などから明らかにした。
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リン酸塩ガラスへの電気化学的なH+注入と機能誘起
大幸裕介, 村井俊介, 吉田智, 武藤浩行, 早川知克
第28回日本セラミックス協会 秋季シンポジウム
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
ある種のリン酸塩ガラスを燃料電池雰囲気にさらすことで、水素ガスから解離したH+がガラス中に注入されることを発見した。H+注入に伴い力学特性や光学活性に変化を及ぼす傾向をつかんでいる。このようなH+注入による新たな機能発現を『陽子活性』と称して、多方面から解析を進めている。
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分相・結晶化によるガラスの高機能化 招待あり
大幸裕介
第47回ガラス部会夏季若手セミナー
開催年月日: 2015年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
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圧子圧入法を利用した燃料電池電解質の高圧インピーダンスと機械特性の同時評価
大幸裕介, 岩本雄二, 高橋理恵, 矢澤哲夫, 武藤浩行, 松田厚範
2015年日本セラミックス協会年会
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)