講演・口頭発表等 - 伊藤 智啓
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3D-FDTDを用いた点集束超音波ビームの焦点位置とその強度の検討
来馬佑介,伊藤智啓
第26回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2019年01月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京都立産業技術研究センター青海本部
点集束探触子を用いて水中から試料へ超音波を斜角入射すると,その焦点位置は経路による水距離の違いのためにスネルの法則から定まる位置からずれる.そこで3次元FDTDを用いて伝播解析し,点集束超音波の焦点位置とその強度を検討した.
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摩擦撹拌接合部微小欠陥の非線形超音波を用いた非破壊評価
小野友輔,伊藤智啓
第26回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2019年01月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京都立産業技術研究センター青海本部
摩擦攪拌接合は優れた機械的性質を示し,異種合金接合が可能である固相溶接法として注目されている.しかし,摩擦攪拌接合に特有な微小欠陥の検出に関する調査報告は少なく,非破壊検査の基準はない.そこで本研究では,音響結合材などの試料外部に起因する高調波成分を除去した非線形超音波法により,摩擦攪拌接合に残存する酸化皮膜などの微小欠陥の検出の可能性を検討した.
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透過ラム波を用いた平板表面亀裂の位置同定法の提案
黒野裕哉,伊藤智啓
第26回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2019年01月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京都立産業技術研究センター青海本部
分散性のためにラム波による欠陥位置特定は難しい.本研究では分散性が小さい周波数のS0モードと表面亀裂で発生したA0モードの音速さを利用した透過波による欠陥位置同定法を提案し,その妥当性を実験により確認した.
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新たに創り出すための設計プロセス教育ー学部授業での課題解決型学習ー
伊藤智啓,藤井郁也
平成30年度工学教育研究講演会 日本工学教育協会
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋工業大学
これからの技術者には客先の要望を汲み取って,ゼロから新規に想像できる設計能力が必要とされる.3D-CADを使用した課題解決型学習(PBL)とグループ・ワーキングによる,新規に設計できる技術者を育てるための設計プロセス教育の名古屋工業大学における実践例を紹介する.
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社会人3D-CAD講座と学内教育効果
中村隆,伊藤智啓
平成30年度工学教育研究講演会 日本工学教育協会
開催年月日: 2018年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋工業大学
単なるCADオペレーターの育成ではなく,CADが使える設計技術者の育成を目指し,材料力学や構造解析の講義も講習会の中に組み込んだ.文部科学省の委託事業「製品の機能・製造工程がわかる3D-CAD設計技術者の育成と評価システムの構築」の目的と成果,またその後の自立事業の経過と現状を報告する.
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円周ラム波のカットオフ周波数を利用した配管周方向に幅を持つ欠陥の残存肉厚測定
藤井祐貴,伊藤智啓
第25回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会超音波部門
開催年月日: 2018年01月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京都立産業技術研究センター青海本部
周方向ガイド波の透過波振幅を測定して,配管の減肉検査において配管内壁の幅の狭い欠陥の残存肉厚を測定できる.しかし,周方向に拡がる欠陥の場合に,その透過波振幅による残存肉厚の測定は難しい.本研究では円管周方向に伝播するラム波を入射して,周回した透過波の受信波形にウェーブレット変換を施し,A1モードのカットオフ周波数を計測することで,周方向に幅を持つ欠陥において管壁の2/3程度までの残存肉厚を推定できることを確認した.
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非線形ラム波を用いた閉口亀裂の位置同定についての数値伝播解析
黒野裕哉,伊藤智啓
日本非破壊検査協会平成29年度秋季講演大会 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2017年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福岡国際会議場
ラム波は分散性のために欠陥位置の特定が難しい.本研究では分散性が小さい周波数を選択してS0モードとA0モード,またはS0モードの基本波と擬閉口亀裂で発生した二次高調波のA0モードの音速差を利用した透過波による欠陥位置同定法を提案する.低周波数ラム波の透過波中の高調波を検出して擬閉口亀裂の位置同定が可能なことを確認した.
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圧縮応力下の閉口亀裂に入射する超音波波形のゆがみに関する亀裂面の粗さを考慮した数値解析
藤田浩史,伊藤智啓
第24回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会超音波部門
開催年月日: 2017年01月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京都立産業技術研究センター青梅本部
閉じた亀裂に超音波が入射する際の高調波の発生メカニズムの解明に,亀裂面粗さを考慮して凸部が変形する過程を表現する改良型Richardsonモデルを提案する.このモデルを用いて特に数サイクルのパルス波が入射した際の波形のゆがみについて検討した.その結果,圧縮応力下ではほとんどの場合に波形全体がゆがむが,表面粗さと圧縮応力が共に小さい場合では後半のサイクルにゆがみが見られなかった.
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閉口初期の低剛性を考慮した閉口亀裂からの波形のゆがみの数値解析
藤田浩史,伊藤智啓,川嶋紘一郎
第23回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2016年01月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本非破壊検査協会亀戸センター
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液体を内包する配管における周方向ガイド波減衰の漏洩周回波による補正方法
森永武,伊藤智啓
平成27年度秋季講演大会 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道立道民活動センター
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接触界面に作用する圧縮ひずみによる高次高調波発生挙動の研究
藤田浩史,伊藤智啓,川嶋紘一郎
平成27年度秋季講演大会 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2015年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:北海道立道民活動センター
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液体を内包する配管を伝播する漏洩周方向ガイド波の解析
森永武,伊藤智啓
平成26年度秋季講演大会 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2014年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋国際会議場
稼働中のプラントでは管内に液体が存在する配管が多い.円管周方向に伝播するガイド波を用いた液体を内包する管内の減肉検査において,円管周方向ガイド波が管内の液体へと漏洩し,漏洩した超音波は一定の入射角で円管へガイド波として再入射する.その際,はじめに励起した円管周方向ガイド波から一定時間遅れて円管周方向に伝播する.この有限要素法では難しい固液連成問題を本研究ではFDTD法により数値解析し,円管内に液体が内包する配管を伝播する周方向ガイド波および漏洩による再入射した漏洩周方向ガイド波の挙動を明らかにした.
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手戻りのない設計プロセスを実践するグループワーク(大学必修科目での事例報告)
伊藤智啓
日本機械学会2012年度年次大会 日本機械学会
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:金沢
80余名が受講する必修科目である設計製図を,2名の教員がPBL(課題解決学習)の様式で実施できることを確認した.授業担当の時間が増え教員の負担は大きいが,学生からは好評を得ている.PBLにより,学生へ意欲向上を促し,コミュニケーション能力の必要性を認識させると共に,設計プロセスの体得に寄与できた.
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VISUALIZATION OF DEFECT THICKNESS USING A LASER SOURCE SCANNING
NOR SALIM MUHAMMAD, HAYASHI TAKAHIRO, MURASE MORIMASA, ITO TOSHIHIRO
第18回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会超音波部門
開催年月日: 2011年01月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:きゅりあん小ホール 東京都品川区東大井5-18-1
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波動伝播解析の超音波非破壊検査への応用
伊藤智啓
日本非破壊検査協会中部支部第54回研究発表会 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2010年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:名古屋クレストンホテル
超音波伝播解析法の概説と,非破壊検査への応用例を示した.
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レーザー励振されたガイド波を用いた肉厚変化測定への錆の影響
浅井健治,サリム ムハマド,林高弘,伊藤智啓
日本非破壊検査協会第17回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2010年01月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:きゅりあん,東京都品川区
レーザー励起のガイド波を利用した板の厚さ分布測定における錆の影響を検討した.
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水浸法による非線形超音波可視化画像における水の影響の除去法
村越明彦,沖直人,伊藤智啓
日本非破壊検査協会第17回超音波による非破壊評価シンポジウム 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2010年01月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:きゅりあん,東京都品川区
水浸非線形超音波可視化装置における水の非線形性除去法を提案した.
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Experimental Study of Thickness Distribution Imaging Using Laser Source Scanning 国際会議
Muhammad Nor Salim, Takahiro Hayashi, Morimasa Murase, Toshihiro Ito, Shoji Kamiya
The 30th Symposium on Ultrasonic Electronics ( USE2009 ) Symposium on Ultrasonic Electronics
開催年月日: 2009年11月
記述言語:英語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:同志社大学今出川キャンパス
レーザー励起のガイド波を遠方の斜角探触子で受信し,板の厚さ分布可視化画像を得た.
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Detection and Harmonic Imaging of Inclusions in Continuously-Casted Steel Plates 国際会議
Koichiro Kawashima, Toshihiro Ito, Yasuaki Nagata
The 30th Symposium on Ultrasonic Electronics ( USE2009 ) Symposium on Ultrasonic Electronics
開催年月日: 2009年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:同志社大学今出川キャンパス
連続鋳造鋼の直径1mm程度の粗大樹状晶下直径0.5mm程度の非金属介在物を水浸非線形超音波法により検出可能であることを示した.
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Fast Remaining Thickness Measurement Using a Laser Source Scanning Technique 国際会議
Muhammad Nor Salim, Takahiro Hayashi, Morimasa Murase, Toshihiro Ito, Shoji Kamiya
The 13th Asia-Pacific Conference on Non-Destructive Testing ( APCNDT2009 ) 日本非破壊検査協会
開催年月日: 2009年11月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:パシフィコ横浜
レーザー励起のガイド波を用いた板厚の可視化において,A0よりもS0モードの板波の方が適している.