所属学科・専攻等 |
生命・応用化学教育類 生命・物質化学分野
|
職名 |
教授 |
外部リンク |
小澤 智宏 (オザワ トモヒロ)
OZAWA Tomohiro
|
|
研究経歴
-
N2O還元分解触媒の開発
基礎科学研究
研究期間: 2022年04月 - 現在
温暖化ガスとして年々増え続ける亜酸化窒素を還元分解可能な分子性触媒の開発
-
高原子価ニトロシル錯体の合成とその利用
基礎科学研究
研究期間: 2019年10月 - 現在
-
生体一酸化窒素センサーの構築
(選択しない)
研究期間: 2007年04月 - 現在
論文
-
Electrochemical hydrogen generation by a four-coordinate square-planar Ni(II) complex with an N2P2-type ligand 査読あり
Hidenori Miyake, Satomi Hirasawa, Yurika Uno, Kenichi Nakao, Takuma Kato, Yuko Wasada-Tsutsui, Yoshikuni Hara, Tomohiro Ozawa, Tomohiko Inomata and Hideki Masuda
Energy Advances 3 2453 - 2467 2024年08月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
DOI: 10.1039/d4ya00345d
-
Iron(III) Complexes with Hybrid-Type Artificial Siderophores Containing Catecholate and Hydroxamate Sites 査読あり 国際誌
Inorganic Chemistry 62 ( 40 ) 16362 - 16377 2023年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:アメリカ化学会
微生物の鉄運搬に関わるシデロフォアに類似した化合物4種類を人工的に合成し、その物性評価を行なった。プロトンの付加・解離の定量とそれに伴う構造変化について、紫外可視・赤外吸収スペクトルを用いて追求した。その結果、鉄イオンを安定に捕捉できること、また微生物活性があり、かつ微生物特異性を見出すことに成功した。
DOI: 10.1021/acs.inorgchem.3c01786
その他リンク: https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.inorgchem.3c01786
-
The Steric Effect in Preparations of Vanadium(II)/(III) Dinitrogen Complexes of Triamidoamine Ligands Bearing Bulky Substituents 査読あり
Y. Kokubo, I. Igarashi, K. Nakao, W. Hachiya, S. Kugimiya, T. Ozawa, かなっ. Masuda and Y. Kajita
Molecules 27 ( 3 ) 5864 - 5878 2022年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Synthesis and Physico-chemical Properties of Homoleptic Copper(I) Complexes with Asymmetric Ligands as a Dye of DSSC 査読あり 国際誌
Tomohiko Inomata, Mayuka Hatano, Yuya kawai, Ayaka Matsunaga, Takuma Kitagawa, Yuko Wasada-Tsutsui, Tomohiro Ozawa, Hideki Masuda
Molecules 2021年11月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Effect of Counteranions in Electrocatalytic Hydrogen Generation Promoted by Bis(phosphinopyridyl) Ni(II) Complexes 査読あり 国際誌
Takuma Kato, Ryo Tatematsu, Kenichi Nakao, Tomohiko Inomata, Tomohiro Ozawa*, and Hideki Masuda*
Inorganic Chemistry 60 ( 11 ) 7670 - 7679 2021年05月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Syntheses, Charactertizations, and Crystal Structures of Dinitrogen-Divanadium Complexes Bearing Triamidoamine Ligands 査読あり 国際誌
Yoshiaki Kokubo, Yuko Wasada-Tsutsui, Shunsuke Yomura, Sachiko Yanagisawa, Minoru Kubo, Shin-ichi Kugimiya, Yuji Kajita, Tomonhiro Ozawa, Hideki Masuda
Europearn Journal of Inorganic Chemistry 15-16 1456 - 1464 2020年04月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Efficient Electronic Structure to Stabilize N2-Bridged Dinuclear Complexes Intended for N2 Activation: Iminophosphorane Iron(I) and Cobalt(I) 査読あり 国際誌
Yuko Wasada‐Tsutsui; Hiroaki Wasada; Tatsuya Suzuki; Akira Katayama; Yuji Kajita; Tomohiko Inomata; Tomohiro Ozawa; Hideki Masuda
European Journal of Inorganic Chemistry 2020年01月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Dinitrogen-Molybdeum Complex Induces Dinitrogen Cleavage by One-Electron Oxidation 査読あり 国際誌
Akira Katayama, Takehiro Ohta, Yuko-Wasada Tsutsui, Tomohiko Inomata, Tomohiro Ozawa, Takeshi Ogura, Hideki Masuda
Angew. Chem. Int, Ed. 58 ( 33 ) 11279 - 11284 2019年06月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Theoretical Study of N2 Coordination to Titanocene(III) Monochloride in Ionic Liquid 査読あり 国際誌
Katayama, Akira; Wasada-Tsustui, Yuko; Ozawa, Tomohiro; Inomata, Tomohiko; Masuda, Hideki
Bull. Chem. Soc. Jpn. 92 ( 8 ) 1379 - 1384 2019年06月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
Co(III) Complexes with N2S3-Type Ligands as Structural/Functional Models for the Isocyanide Hydrolysis Reaction Catalyzed by Nitrile Hydratase 査読あり
Takuma Yano, Yuko Wasada-Tsutsui, Tomohiro Ikeda†, Tomonori Shibayama, Yuji Kajita, Tomohiko Inomata, Yasuhiro Funahashi, Tomohiro Ozawa, and Hideki Masuda
Inorg. Chem. 57 ( 8 ) 4277 - 4290 2018年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
講演・口頭発表等
-
高原子価ビス-μ-オキソ種の生成を目指した4座アミン型鉄(Ⅱ)錯体の合成と性質及び3座アミン型鉄(Ⅱ)錯体との比較
山本 彩未、猪股 智彦、小澤 智宏、増田 秀樹
第57回酸化反応討論会 2024年11月 第57回酸化反応討論会実行委員会
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:とりぎん文化会館(鳥取) 国名:日本国
-
Carbon Dioxide Reduction Reaction by Ionic Liquid-Modified Gold Electrodes Encapsulating Fe(III)-Porphyrin Complexes
2024年11月
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
国名:日本国
-
Stabilization of sensitized dyes using cross-linked ionic liquid-modified TiO2 substrates in dye-sensitized solar cells.
2024年11月
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
国名:日本国
-
6,6’-bis(benzoylamino)-2,2’-bipyridine配位⼦を有するニッケル錯体の⽔素⽣成反応
宇野 友梨⾹、原 善邦、猪股 智彦、増⽥ 秀樹、⼩澤 智宏
第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 2024年11月
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
国名:日本国
-
亜酸化窒素還元酵素活性中心を模倣したピロール・ピリジン銅錯体の性質
舩江 涼介 、森 優 、和佐田(筒井) 裕子 、増田 秀樹 、猪股 智彦 ,小澤 智宏
第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 2024年11月 日本化学会 東海支部
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋工業大学 国名:日本国
-
ポルフィリン錯体内包イオン液体修飾金電極による二酸化炭素還元反応
林 莉奈 、安達 奈緒 、猪股 智彦 、小澤 智宏 、増田 秀樹
第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 2024年11月
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
国名:日本国
-
ポルフィリン錯体内包イオン液体修飾金電極による二酸化炭素還元反応
林 莉奈・安達 奈緒・猪股 智彦・小澤 智宏・増田 秀樹
第14回 CSJ化学フェスタ2024 2024年10月
開催年月日: 2024年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:タワーホール船堀(東京) 国名:日本国
-
N2Oの還元的分解が可能なN3型配位子を有するCu(II)錯体
馬場 風花・増田 秀樹・猪股 智彦・小澤 智宏
第14回 CSJ化学フェスタ2024 2024年10月
開催年月日: 2024年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:タワーホール船堀(東京) 国名:日本国
-
高プロトン濃度環境を有する還元反応に特化した電極システムの開発
平澤 怜実・原 善邦・猪股 智彦・増田 秀樹・小澤 智宏
第14回 CSJ化学フェスタ2024 2024年10月 日本化学会
開催年月日: 2024年10月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:タワーホール船堀(東京) 国名:日本国
-
高原子価ビス-μ-オキソ種の生成を目指した4座アミン型鉄(Ⅱ)錯体の合成と性質
山本 彩未、猪股 智彦、小澤 智宏、増田 秀樹
錯体化学会第74回討論会 2024年09月 錯体化学会
開催年月日: 2024年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:岐阜大学 国名:日本国
産業財産権
-
金属錯体触媒を用いたニトリル化合物の水和方法
増田秀樹、小澤智宏、舩橋靖博、猪股智彦、和田昂
出願番号:2011-193415 出願日:2011年09月
出願国:国内 取得国:国内
科研費(文科省・学振)獲得実績
-
分子性触媒の安定化を可能にする高効率修飾電極還元反応場の構築
2022年04月 - 2025年03月
基盤研究C
小澤智宏
資金種別:競争的資金
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
-
特殊な分⼦捕捉・反応場を利⽤した電気化学的⽔素⽣成触媒システムの開発
2017年04月 - 2020年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
小澤智宏、猪股智彦
担当区分:研究代表者
分子性高機能水素生成触媒の最大の欠点である安定性(超寿命化)を目指し、電極還元反応場の構築と触媒分子の改良を目指す。電極表面に化学結合を通じて分子を固定化する方法がよく用いられているが、分子と表面との化学的・物理的相互作用を生じることが多く、物性の変質が見られる。本研究ではこれを避けるために、傘高い化合物を補助修飾分子としてその分子間に生じる空間に触媒分子を捕捉する。また原料であるプロトンの周辺濃度を大きくするために、補助修飾分子に塩基を導入し、同様の手法により電極反応場を構築するとともに、その水素生成反応について検討する。
-
現代病マーカー分子一酸化窒素の高選択的センサー電極の開発
2014年04月 - 2017年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
-
第二配位圏の環境制御による酸素活性化に関する生物模倣学的研究
2013年07月 - 2015年06月
科学研究費補助金 二国間交流事業共同研究/セミナー
担当区分:研究代表者
-
有機一無機ハイブリッド型高選択一酸化窒素センサーの開発
2011年04月 - 2014年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
その他競争的資金獲得実績
-
低環境負荷かつ高効率な出来な電気化学的水素製造システム
2023年04月 - 2024年03月
スズキ財団 科学技術研究助成(一般)
小澤智宏
資金種別:競争的資金
配分額:3000000円
-
高選択的生体NOセンシング電極の開発
2020年04月 - 2021年03月
民間財団等 中谷医工計測技術振興財団 技術開発研究助成
小澤智宏、猪股智彦
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
NOを高選択的に補足する金属含有錯体分子において、外場によりNOを放出可能な環境を付与するとともに、特殊修飾電極上への導入を通じてNOを高感度にセンシング可能な材料の構築を試みる。
-
ゼロエミッションを目指したC1化学触媒システム研究会
2018年04月 - 2020年03月
民間財団等 科学技術交流財団
小澤智宏
資金種別:競争的資金
-
第二配位圏の環境制御による酸素活性化に関する生物模倣学的研究
2013年07月 - 2015年06月
文部科学省 二国間交流事業共同研究/セミナー
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
担当経験のある授業科目(学外)
-
応用化学科セミナー
2023年07月 機関名:愛媛大学
科目区分:大学院専門科目 国名:日本国
-
創薬生命科学特別講義Ⅲ
2016年10月 - 現在 機関名:名古屋市立大学
科目区分:大学院専門科目 国名:日本国
-
錯体反応化学特論
2016年04月 - 現在 機関名:名古屋工業大学
科目区分:大学院専門科目 国名:日本国
-
実践化学セミナー
2016年04月 - 現在 機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
-
触媒ナノテクノジー特論
2013年04月 - 現在 機関名:名古屋工業大学
科目区分:大学院専門科目 国名:日本国
教育活動に関する受賞
-
第32回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2023) 学生講演賞
2023年06月 金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2023)
酸素を用いた触媒反応により、メタノールからホルムアルデヒドへの常温状圧の温和な環境において、高選択的生成を実現した。その反応機構に関する発表を行った。
-
第9回CSJ化学フェスタ2019 優秀ポスター発表賞
2019年11月 化学フェスタ実行委員会
受賞者:山口瑛名
-
第29回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2019) 学生ポスター賞
2019年06月 SRM2019実行委員会
受賞者:山口瑛名
委員歴
-
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員等審査会専門委員、卓越研究員候補者選考委員会書面審査員及び 国際事業委員会書面審査員・書面評価員
2024年07月 - 2025年07月
団体区分:学協会
-
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員等審査会専門委員、卓越研究員候補者選考委員会書面審査員及び 国際事業委員会書面審査員・書面評価員
2023年07月 - 2024年06月
団体区分:学協会
特別研究員等の書類審査員
-
第32回金属の関与する生体関連反応シンポジウム 実行委員長・評議委員会座長
2022年07月 - 2023年06月
団体区分:学協会
-
日本化学会 東海支部・庶務幹事
2019年04月 - 2020年03月
団体区分:学協会
-
金属の関与する生体関連反応シンポジウム ISABC 組織委員
2019年01月 - 2019年06月
団体区分:学協会
-
日本化学会 東海支部・常任幹事
2018年04月 - 2019年03月
団体区分:学協会
-
金属の関与する生体関連反応シンポジウム 評議員
2013年 - 現在
団体区分:学協会
-
ISPlasma ISPlasma2012 プログラム委員
2011年04月 - 2012年03月
団体区分:その他
-
ISPlasma 実行委員
2011年03月
団体区分:その他
-
錯体化学会 大会実行委員
2007年09月
団体区分:学協会
学術貢献活動
-
ACS Infectious Diseases論文審査
役割:審査・評価
2024年10月 - 2024年11月
種別:査読等
-
BCSJ論文査読
役割:査読
日本化学会 2023年09月 - 現在
BCSJの論文に対する査読を実施
-
第32回金属の関与する生体関連反応シンポジウム企画・運営
役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等, 審査・評価
日本薬学会 物理系薬学支部 2023年06月
種別:学会・研究会等