論文 - 鈴木 弘司
-
無信号二段階横断施設における車両譲り挙動と横断安全性に関する分析 査読あり
足立国大,鈴木弘司
土木学会論文集D3 (土木計画学) 76 ( 5 ) I_1263 - I_1272 2021年04月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
二段階横断施設における乱横断挙動に関する分析 査読あり
足立国大,鈴木弘司,岡田悠希,伊藤大貴
交通工学論文集 特集号A(研究論文) 7 ( 2 ) A_102 - A_109 2021年02月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
路面標示による交差点事故対策が利用者挙動に与える短期的影響分析 査読あり
鈴木 弘司 ,加藤 真浩 ,伊藤 大貴
第40回交通工学研究発表会 417 - 422 2020年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等) 出版者・発行元:交通工学研究会
-
信号交差点における車両挙動と幾何構造との関係性分析 査読あり
鈴木弘司,佐藤佑我,渡部数樹,池田一星
土木学会論文集D3(土木計画学)特集号 75 ( 6 ) I_683 - I_693 2020年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
近年,交差点内事故対策として,交差点のコンパクト化事業が注目されている.本研究では,近年交差点のコンパクト化が行われた5交差点と構造条件の異なる3交差点において実施されたビデオ観測調査のデータを用いて車両挙動の分析を行った.その結果,停止線セットバック量が大きくなると左折車の進入部速度が上昇すること,隅切半径が大きくなると左折車の進入部,隅角部,流出部速度が上昇することが示された.また,交差点内ゼブラ標示だけでは左折車の速度抑制効果があまりみられないことや,停止線間距離が大きくなると直進車の信号切り替わり時の危険挙動が生じやすくなることが示された.
-
二段階横断施設に関する利用者挙動と印象の分析 査読あり
足立 国大, 鈴木 弘司
土木学会論文集 D3(土木計画学)Vol.75 No.5[土木計画学研究・論文集36巻] 75 ( 5 ) I_871 - I_881 2019年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
横断中の歩行者事故対策として,単路部二段階横断施設の活用が進められている.本研究では,2017年 10月に岐阜県関市倉知の県道17号線で設置された食い違い二段階横断施設を中心に,愛知県内にいくつか 存在する簡易的な二段階横断施設で運転調査,横断調査およびビデオ観測調査を行い,利用者挙動や意識 の違いについて分析した.その結果,運転者の横断者認知時の車両速度の低下から二段階横断施設の安全 性が示された.さらに,食い違い二段階横断施設と簡易な二段階横断施設を比較し,必要減速度から食い 違い形式の優位性が示された.また,運転者の譲り挙動に及ぼす影響要因および道路交通環境と利用者挙 動が利用者意識に与える影響について統計解析により明らかにした.
-
ラウンドアバウトにおける自転車の通行安全性に関する基礎的分析 査読あり
鈴木 弘司, 粟田 恭太朗
土木学会論文集 D3(土木計画学)Vol.75 No.5[土木計画学研究・論文集36巻] 75 ( 5 ) I_923 - I_932 2019年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究ではラウンドアバウト(RAB)における自転車の通行安全性について,事故の原因となり得る, 環道内で自動車が自転車を追従し,追い越す行為に着目した分析を行う.構造の異なる 3 か所の RAB で の走行調査,観測調査に基づいて,環道内での自転車追越しの発生状況について,走行位置,追従行為の 継続時間,走行速度の観点から比較した.その結果,自転車の走行位置が環道の中央に近いほど追越しは 発生せず,また,エプロンによる段差がある場合に追越しが起こりにくいことがわかった.一方,左折 OD では 3 秒程度,右折 OD では 4 秒程度の追従時間のときに追越しが発生しやすく,さらに,追従開始 時の自動車の走行速度が自転車の速度よりも大きくなると追越しが発生しやすくなることがわかった.
-
道路狭さくの設置効果と交通安全対策に対する住民意識の変化に関する分析 査読あり
鈴木 弘司, 伊藤 大貴
土木学会論文集 D3(土木計画学)Vol.75 No.5[土木計画学研究・論文集36巻] 75 ( 5 ) I_1189 - I_1196 2019年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究では,名古屋市天白区植田東学区を対象として,生活道路の交通課題を観測調査,アンケートにより明らかにし,それらを踏まえて企画した単独狭さく設置の社会実験ならびにその後整備された連続狭さくに関して,狭さく設置による交通流動の変化を分析した.その結果,狭さく設置区間では,単独,連続狭さくともに自動車速度が低下することが示された.また,地域住民の生活道路安全対策や道路狭さく設置に対する意識の変化を把握するため,対策効果や支払意思額に関するアンケートを3時点で実施した.その結果,狭さく設置前では子どもの有無や狭さく区間利用の有無が支払意思へ影響していたが,狭さく設置経過後では,同区間の利便性や道路狭さく効果の実感の有無が影響するなど,施策に対する意識の変化が確認された.
-
Motorcyclists’ Safety on Expressways: Subjective and Objective Evaluations 査読あり 国際共著 国際誌
Koji Suzuki, Wael K. M. Alhajyaseen, Kazuki Imada, Charitha Dias
Arabian Journal for Science and Engineering 1 - 15 2019年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
観測調査に基づいた自動運転車の挙動特性と交差点での交通流へ与える影響の分析 査読あり
香山裕紀,鈴木弘司
交通工学研究会論文集(特集号) 5 ( 2 ) A_20 - A_26 2019年02月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人交通工学研究会
-
大規模交差点における自転車と右左折車の挙動と交錯危険性に関する分析 査読あり
鈴木弘司,志村連
土木学会論文集D3(土木計画学) 74 ( 5 ) I_971 - I_980 2019年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
-
今日求められる技術公務員の役割と責務 査読あり
村岡治道,野口好夫,鈴木弘司
土木学会論文集F4(建設マネジメント)特集号 73 ( 4 ) I_1 - I_9 2018年02月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
著者らは,(公社)土木学会建設マネジメント委員会に置かれている発注者としての技術公務員の役割と責務研究小委員会において,都道府県,政令指定都市に勤務する土木系技術公務員(以下,技術公務員)の今後の在り方を論ずるため,技術公務員の置かれた現状の問題,課題等を詳細に把握する必要があることを確認した.
本研究では,技術公務員を対象としたヒアリング及びアンケートを実施し,技術公務員に関わる業務,技術,意識について現状と問題を把握した.次に,技術公務員が担う業務を体系的に構造化分析した結果から,彼らの役割と責務を明らかにし,官民役割分担の見直し,公共調達制度改善など,現状の問題と課題解決のために今求められる技術公務員の役割と責務を示し,さらに技術者倫理,技術評価という新たな知見について考察を加えた. -
二段階横断施設における歩行者の心的負担と車両の譲り挙動に関する実証分析 査読あり
鈴木弘司,加藤明里,山口佳起
交通工学論文集 4 ( 1 ) A_252 - A_257 2018年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人交通工学研究会
本研究では,単路部での横断者事故抑制対策として期待される二段階横断施設に着目し,4か所の横断歩道における実態調査にもとづき,二段階横断施設における横断の安全性,円滑性,心的負担に関する分析を行った.まず,心拍間隔データに着目した分析を行うことで,二段階横断施設での中央帯滞留時の心的負担が,歩道端滞留時の心的負担と比べて大きくないことを示した.次に観測調査データから,簡易な二段階横断施設であっても通常の横断歩道よりも車両の譲り割合が高くなることを示した.さらに,統計分析により,二段階横断施設が nearside側の車両の譲り挙動率を高めることや,中央帯幅が広いと譲り割合を上昇させること,一方,車両速度の高さが譲り割合の低下要因であることを示した.
-
沿岸観光地における津波避難意識・行動に関する基礎的研究 査読あり
鈴木弘司,竹村亮佑
土木学会論文集D3(土木計画学),Vol.73,No.5(土木計画学研究・論文集 第34巻) 73 ( 5 ) 2017年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究は,沿岸観光地を自動車で走行中に南海トラフ巨大地震が発生したときの想定避難行動に着目し,アンケートデータにもとづき,回答者の個人属性,災害に対する意識,事前情報の有無との関係性について分析を行ったものである.沿岸観光地における想定避難行動に関する統計的分析を行った結果,事前情報を与えて地震に対して津波災害を連想させることで早期に避難する意識を高めることができるが,同時に自動車での避難を誘発する傾向があることがわかった.また,内陸に住む沿岸観光客は早期避難に対する意識が低い傾向がみられたため,事前情報の提供や災害に関する知識の周知により早期避難意識を醸成させること,加えて観光施設等での徒歩避難を促す情報提供が必要であることを明らかにした.
-
利用者挙動に基づいたラウンドアバウトの歩行者安全性に関する基礎的研究 査読あり
鈴木弘司,安田宗一郎
土木学会論文集D3(土木計画学),Vol.73,No.5(土木計画学研究・論文集 第34巻) 73 ( 5 ) 2017年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究では,交差点構造の異なる複数のラウンドアバウトにおいて,外部観測調査を行い,利用者挙動データを取得,分析することで,歩行者と車両に関連する潜在的な危険性について明らかにし,ラウンドアバウトにおける歩行者安全性に資する構造改良案について検討した.その結果,停止線と横断歩道間の距離が歩行者の首振り安全確認の実施,歩行者と車両の潜在的な交錯危険性に影響を及ぼすことがわかり,停止線と横断歩道間の距離を1m以内にすることで危険な挙動が減少し,最大でも3m程度の長さに留めておくことが望ましいことがわかった.また,流入出車両の速度推計モデルより,流入車両については環道に対して直角に近く流入部を取り付けること,流出車両については環道と横断歩道間の距離を短くすることが速度抑制対策に繋がることがわかった.
-
都市間高速道路における自動二輪車利用者の危険意識と潜在的危険性に関する研究 査読あり
鈴木弘司,今田和喜,荻野弘
土木学会論文集D3(土木計画学),Vol.73,No.5(土木計画学研究・論文集 第34巻) 2017年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究では,まず事故統計データを用いて東名高速道路本線上における自動二輪車の事故特性を整理した後,自動二輪車事故多発区間に着目して主成分分析を行った.その結果,事故多発区間では第1走行車線から第2走行車線への利用推移,近飽和状態の直線区間といった車線利用や混雑状況,道路幾何構造を組み合わせた主成分が抽出されることがわかった.次に,主成分分析の結果を考慮した事故多発区間において実走行調査とアンケート調査を実施し,潜在的な危険事象が発生し得る道路交通環境特性と自動二輪車利用者の危険意識との関係を統計分析により明らかにした.さらに,調査対象区間における自動二輪車事故の発生率と自動二輪車利用者の主観的な総合評価の間には相関関係が見られることを示した.
-
走行調査と観測調査に基づいた複数のラウンドアバウトにおける安全確認行動と車両挙動の分析 査読あり
鈴木 弘司, 安田 宗一郎, 森本 清誠
土木学会論文集D3(土木計画学),Vol.72,No.5(土木計画学研究・論文集 第33巻) 72 ( 5 ) I_1133 - I_1143 2016年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
本研究は,交差点構造の異なる複数のラウンドアバウトにおいて,走行調査により,ドライバーの交差点進入,退出時の安全確認タイミングを取得し,そのときの走行挙動と交差点構造や周囲の交通状況との関係を分析した.その結果,安全確認時速度と安全確認距離との相関が高く,流出入別に異なる構造要因が影響することがわかった.また安全停止に必要な減速度を算出することで各交差点での潜在的危険性について考察した.さらに,取得した安全確認タイミングをもとに,外部観測データから流出時の必要減速度を類似幾何構造別に算出し,流出時の必要減速度に影響する構造的要因について考察した.その結果,横断歩道や分離島がある場合,必要減速度が小さくなる傾向にあること,またエプロン幅が狭い交差点では必要減速度がやや高くなることがわかった.
-
生活道路における道路狭さくの設置効果に関する実証的分析 査読あり
堀川智貴,堀将誌,鈴木弘司
第36回交通工学研究発表会論文集 2016年08月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
-
Empirical analysis on risky behaviors and pedestrian-vehicle conflicts at large-size signalized intersections 査読あり 国際誌
K.Suzuki,H.Ito
Proceedings of WCTR 2016 2016年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
-
A Study of Collision Risk Estimation and Users Evaluation at Merging Section of Urban Expressway in Japan 査読あり 国際誌
Koji Suzuki, Kazuki Imada, Yuki Matsumura
Transportation Research Procedia (ISEHP2016) 15 783 - 793 2016年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス) 出版者・発行元:ELSEVIER
その他リンク: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352146516305981
-
Analysis on Safety Check Behaviors and Vehicle Movements at Roundabouts in Japan 査読あり
Koji SUZUKI, Soichiro YASUDA, Kiyoaki MORIMOTO
Journal of the Eastern Asia Society for Transportation Studies 11 2227 - 2240 2015年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Eastern Asia Society for Transportation Studies
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/easts/11/0/_contents?from=2