Research Career - SHIRAMATSU Shun
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Developing a Platform for Structuring and Sharing Public Issues Using Linked Open Data
Grant-in-Aid for Scientific Research
Project Year: 2013.04 - 2017.03
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Linked Open Dataを用いた復興促進情報アセスメントのための復興促進Webプラットフォームの開発
Funded Research
Project Year: 2012.10 - 2013.09
現在開発中のLinked Open Dataに基づく住民参画Webプラットフォームを拡張し,復興促進のための協働プラットフォームを実現する.まず(i)被災地のコンサーン抽出器を開発する.そのため,これまで開発したイベント抽出・地域分類手法を復興促進情報に特化し,高精度化する.また(ii)復興促進のための協働プラットフォームの実現のため,目標,利害関係者,立場,参加者,決定事項,根拠の構造化が可能なオントロジーへ拡張し,これに基づくアノテーション支援のためコンサーン半自動分類手法を開発する.さらに(iii)コンサーン・アセスメントの結果を共有可能にするための表やマップの可視化手法を開発する.
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社会問題に対する地球規模の視点を養う背景情報共有化基盤システムの開発
The Other Research Programs
Project Year: 2012.11 - 2013.03
工学者が現代の社会問題解決に寄与しようとする場合,ローカルな視点のみならず,グローバルな世界情勢の影響を考慮した視点が必要となる.本事業では,そのような社会問題の例として災害復興などを扱い,地球規模の視点から問題を構造化して共有するシステムを開発する.地球規模の視点を養うためには,多様な背景情報を共有しつつ討論できる環境が必要である.そのために,これまで我々が開発してきた住民参画のためのLOD (Linked Open Data) データセットSOCIA (Social Opinions and Concerns for Ideal Argumentation) を拡張し,復興支援にあたって検討すべき議題や評価基準などの討議データを構造化して蓄積する.さらに,災害リスク情報・復興関連情報の共有化基盤として外部組織からも利用可能にするため,構築したデータセットのSPARQL Endpointを一般公開する.
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Developing an e-Participation Web Platform for Facilitating Public Debate in Regional Communities
Funded Research
Project Year: 2010.08 - 2012.03
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公共事業評価に関するワークショップへのコーパス分析の適用性の検討
Funded Research
Project Year: 2012.09 - 2012.11
公共事業を評価するため、事業のステークホルダー(住民等)によるワークショップを実施し、事業に対する思いや望ましい姿を語ってもらうことにより、ステークホルダーが持つ評価軸ならびに評価指標を抽出することを目的とする。抽出に当たっては、科学的な分析手法であるコーパス分析手法を適用し、その適性について検討する。
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ハイパーデモクラシー:ソーシャルマルチエージェントに基づく大規模合意形成プラットフォームの実現
JST Basic Research Programs (Core Research for Evolutional Science and Technology :CREST)
Project Year: 2020.12 - 2026.03
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人とAIの協調を進化させるセマンティックオーサリング基盤の開発
The Other Research Programs
Project Year: 2020.07 - 2025.03
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Web Platform for Public Collaboration with Routinely Sharing Social Issues and Activities
Grant-in-Aid for Scientific Research
Project Year: 2017.04 - 2020.03
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議題遷移の可視化と修辞構造理論に基づく公的討議の意見構造化支援システムの開発
Grant-in-Aid for Scientific Research
Project Year: 2009.04 - 2011.03
近年,情報通信技術を活用した行政への住民参画の重要性が増している.住民参画のための公的討議では,公平性を保障するため発言の取捨選択をせず,長い書き起こし議事録が作られることが多いので,意見抽出には多大な労力を要する.本研究では,長い書き起こし議事録からの意見集約 (concern assessment) の支援のため,話題の動的な「流れ」を可視化することで修辞構造 (rhetorical structure) のタグ付け作業の労力を削減する意見構造化支援システムを開発する.本研究目的が達成されれば,住民参画の促進という社会的波及効果が期待できる.さらに,言語処理分野・情報可視化分野の知見を住民参画という新たな実社会問題へ適用することによる分野発展が期待でき,学術的な意義が大きい.