講演・口頭発表等 - 井手 直樹
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Fe2VAlの非化学量論効果およびTa置換による熱電特性の向上
犬飼 学, 宮崎 秀俊, 井手 直樹, 西野 洋一
日本金属学会秋期大会 日本金属学会
開催年月日: 2015年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:九州大学伊都キャンパス
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Fe2+xVAl1-x系セグメント型素子の作製と熱電特性評価
土屋 公宏, 井手 直樹, 西野 洋一
学生による材料フォーラム 日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部
開催年月日: 2014年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:名古屋工業大学
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ホイスラー型Fe2VAl合金の変形特性に及ぼす結晶粒微細化の効果
深田 雄介, 井手 直樹, 西野 洋一
学生による材料フォーラム 日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部
開催年月日: 2014年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:名古屋工業大学
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Fe2VAlの熱電特性に及ぼす非化学量論組成の効果
犬飼学,宮崎秀俊,井手直樹,西野洋一
日本金属学会2014秋期大会 日本金属学会
開催年月日: 2014年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋大学
Fe2VAlではFeとVの組成比をずらした場合や、VとAlの組成比をずらした場合の非化学量論組成が及ぼす熱電特性への影響は調べられてきたが、Fe/V/Alの3つの組成を同時にずらした場合については十分に調べられていない。そこでFeとVの組成比をずらし、さらにVとAlの組成比をずらしたFe2VAl合金を作製し、熱電特性を評価した。その結果、500Kにおける最も高い出力因子は、p型ではFe2.03V0.89Al1.08における2.52×10-3 W/mK2、n型ではFe1.97V1.12Al0.91における4.02×10-3 W/mK2であった。
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Fe2VAl系セグメント型素子の作製と熱電特性評価
土屋公宏, 宮崎秀俊, 井手直樹, 西野洋一
日本金属学会2015秋期大会 日本金属学会
開催年月日: 2014年09月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:名古屋大学
特性温度の異なるFe2VAl系熱電材料を固相拡散接合することで、セグメント型素子を作製し、その熱電変換特性を評価した。セグメント化により材料単体の場合に比べ性能の向上を確認した。
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ホイスラー化合物Fe2VAlの変形挙動に及ぼす結晶粒径の影響
深田雄介,井手直樹,西野洋一
日本金属学会2014秋期大会 日本金属学会
開催年月日: 2014年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋大学
結晶粒を微細化するにつれて室温付近での降伏強度は向上した。溶製材では1273Kで降伏応力が急激に減少し始めるのに対し、焼結材では873Kから減少し始める。結晶粒を微細化した焼結材では、室温付近で降伏強度が大幅に向上するとともに、高温での変形応力が低下し、加工性の改善に成功した。
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ホイスラー合金Fe2VAlの高温強度特性に及ぼす結晶粒微細化の効果 国際会議
深田雄介, 井手直樹, 西野洋一
日本金属学会2014春期大会 日本金属学会
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京工業大学
Fe2VAlの焼結体を作製し、圧縮試験にて強度特性を評価した。結晶粒を微細化するにつれて室温付近での降伏強度は向上した。溶製材では1273 Kで降伏応力が急激に減少し始めるのに対し、焼結体(ミリング時間=5h)では873 Kから減少し始めた。焼結体では溶製材より低い温度で加工硬化率が大幅に減少し始め、より低温で低い変形応力で大きな伸びが得られることが確認できた。
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ホイスラー合金Fe2VAlの高温強度特性
深田雄介, 井手直樹, 西野洋一
第23回学生による材料フォーラム 日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部
開催年月日: 2013年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋大学
ホイスラー合金Fe2VAlの溶製材と焼結材を作成し、高温強度特性を評価した。300~1173 Kの温度範囲では、焼結材の降伏応力は溶製材のおよそ2倍となった。降伏応力が急激に減少する温度は、焼結材で1223Kであったのに対し、溶製材では1273 Kだった。加工硬化が見られなくなる温度は、焼結材では1273 Kであったのに対し、溶製材では1373 Kであった。
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Fe2VAlの熱電特性に及ぼすCu置換の効果
石田佳希, 宮崎秀俊, 井手直樹, 西野洋一
日本金属学会2013秋期大会 日本金属学会
開催年月日: 2013年09月 - 2017年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:金沢大学
Fe2VAlの構成元素の一部をCuで置換した合金を作成し、その熱電特性を評価した。ゼーベック係数は、Fe、Vとの置換では正となり、Ti置換合金と同程度であった。Alとの置換ではゼーベック係数は負となった。Cu置換により熱伝導率は大幅に減少し、約10 W/mKまで低減した。このことはFe2VAl母相中に微細なCu整合相が析出した可能性を示唆している。
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非化学量論組成Fe2VAlの熱電特性に及ぼすTa及びSi同時置換の効果
加賀翔大, 宮崎秀俊, 井手直樹, 竹内恒博, 西野洋一
第10回 日本熱電学会学術講演会 日本熱電学会
開催年月日: 2013年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:名古屋大学
非化学量論組成Fe2VAlにTaとSiを同時置換した合金を作成し、熱電特性を評価した。Fe1.98(V0.97Ta0.05)(Al0.90Si0.10)合金で性能は最大となり、300Kでの出力因子は6.63x10-3 W/mK2、性能指数は0.29となり、Fe2VAl系熱電材料では最大の性能指数となった。