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准教授 |
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プロフィール |
人間社会における科学技術の形成過程に関心があります。とくに日本近代の学術研究体制に注目しています。 |
外部リンク |
山中 千尋 (ヤマナカ チヒロ)
YAMANAKA Chihiro
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出身大学院
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神戸大学 大学院人間発達環境学研究科(旧:総合人間科学研究科) 博士課程後期課程 博士課程 単位取得満期退学
2010年04月 - 2013年03月
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神戸大学 大学院総合人間科学研究科 博士課程前期課程 修士課程 修了
2005年04月 - 2007年03月
学外略歴
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横浜国立大学 ダイバーシティ戦略推進本部 講師
2019年02月 - 2023年03月
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一橋大学 社会科学高等研究院 特任助教
2015年03月 - 2019年01月
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慶應義塾大学 国際センター
2012年09月 - 2015年03月
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日本学術振興会 学術システム研究センター
2011年09月 - 2012年08月
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日本学術振興会 国際事業部人物交流課
2007年04月 - 2011年08月
所属学協会
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日本数学史学会
論文
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理化学研究所所蔵資料にみる黎明期の様相 査読あり
山中 千尋
『化学史研究』 51 ( 4 ) 2024年12月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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明治後期における海外学術研究機関の視察と受容――櫻井錠二の「欧米巡回雑記」をたどって
山中千尋
『Trans/Actions』 ( 9 ) 93 - 154 2024年11月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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Who cares the Funding in Science?: A Note on the Private Donations for the Research Grant Program of the Imperial Academy in modern Japan 査読あり
山中 千尋
Conference Proceedings, the 60th Congress of the Business History Society of Japan 2024年10月
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帝国学士院第17回授賞式院長演説(1927年)の翻刻と解釈
山中千尋
『科学史研究』 63 ( 310 ) 192 - 201 2024年07月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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理化学研究所の黎明期における櫻井錠二の関与 -設立過程と初期事業に注目して- 査読あり
山中 千尋
『経営史学』 59 ( 1 ) 3 - 29 2024年06月
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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国際会議の周縁―第三回汎太平洋学術会議におけるエクスカーションとホスピタリティ
山中 千尋
『Trans/ Actions』 ( 8 ) 161 - 197 2023年11月
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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第3回汎太平洋学術会議(1926)の参加および発表に関する数量的研究 査読あり
山中 千尋
『化学史研究』 52 ( 3 ) 113 - 129 2023年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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学術研究会議の設置にかかる櫻井錠二の構想ー1918–20年ー 査読あり
山中 千尋
『科学史研究』 ( 306 ) 2023年07月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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学術研究会議の黎明期における組織運営と事業展開:1921—26年 査読あり
山中 千尋
『経営史学』 58 ( 1 ) 3 - 26 2023年06月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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理化学研究所の黎明期における櫻井錠二の関与:組織設立と初期運営に注目して
山中 千尋
経営史学会第58回全国大会フルペーパー 1 - 23 2022年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
書籍等出版物
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『日本学術振興会の設立に関する研究―櫻井錠二のめざした学術研究体制―』
山中 千尋( 担当: 単著)
風間書房 2023年02月
MISC
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〈書評〉吉葉恭行、本村昌文、加藤諭編『帝国大学における研究者の知的基盤――東北帝国大学を中心として』
山中 千尋
『科学史研究』 63 ( 311 ) 326 - 329 2024年10月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等
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巻頭言 教育の系譜を考える 招待あり
山中千尋
第21回化学史研修講演会資料 1 - 1 2024年08月
記述言語:日本語 掲載種別:講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他)
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シンポジウム 学術体制史の到達点と課題―日本の場合ー 招待あり
山中千尋
『化学史研究』 51 ( 2 ) 16 - 17 2024年06月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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科学史の名著 廣田鋼蔵『明治の化学者―その抗争と苦渋―』 招待あり
山中千尋
『化学史研究』 51 ( 2 ) 42 - 46 2024年06月
記述言語:日本語 掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等
講演・口頭発表等
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学問の周縁を考える 招待あり
山中千尋
公益財団法人 国際高等研究所「全国キャラバン3QUESTIONS」 2024年11月 公益財団法人 国際高等研究所
開催年月日: 2024年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:名古屋国際センター
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Who cares the Funding in Science?: A Note on the Private Donations for the Research Grant Program of the Imperial Academy in modern Japan 国際会議
山中千尋
International Session, The 60th Congress of the Business History Society of Japan 2024年10月 International Session, The 60th Congress of the Business History Society of Japan
開催年月日: 2024年10月
記述言語:英語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:東京大学本郷キャンパス
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学術体制史の到達点と課題――日本の場合 (化学史学会50周年記念シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」) 招待あり
山中千尋
2024年度化学史学会年会 2024年09月 化学史学会年会
開催年月日: 2024年09月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:甲南大学(神戸市)
8月23日までに申し込めば、オンライン参加は無料です。
https://kagakushi.org/nenkai2024 -
学術研究のしくみから見る近代日本――櫻井錠二の事績を中心に 招待あり
山中千尋
科学史学校 2024年06月 日本科学史学会(普及委員会)
開催年月日: 2024年06月
記述言語:日本語 会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
開催地:オンライン
これまでの研究や今後の展望を簡単にお話しします。
https://historyofscience.jp/kagakusigakko/ -
帝国学士院における『欧文紀事』の創刊と経過
山中千尋
日本科学史学会第71回年会 2024年05月 日本科学史学会
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文部省自然科学研究奨励費発足の背景
山中千尋
2023年度化学史学会年会 2023年07月 化学史学会
開催年月日: 2023年07月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京(一橋講堂)
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帝国学士院の学術研究費補助:国内における公的研究資金制度のおこり
山中千尋
日本科学史学会第70回年会 2023年05月 日本科学史学会
開催年月日: 2023年05月
記述言語:日本語
開催地:早稲田大学(東京都新宿区)
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日本学術振興会の設立と第19小委員会の発足をめぐって ~次の100年にむけた近代史再考~ 招待あり
山中 千尋
日本学術振興会製鋼第19委員会創立88周年記念講演会~カーボンニュートラル製鉄に向けて~ 2023年03月
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理化学研究所の黎明期における櫻井錠二 [査読有]
山中 千尋
経営史学会第58回全国大会 2022年09月
受賞
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日本科学史学会 論文賞
2023年05月 日本科学史学会 「日本学術振興会の設立:組織形成と事業展開」『科学史研究』 60(298) 131-149 2021年7月
山中千尋
受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
『科学史研究』307号(2023年10月)に授賞理由が掲載されています。
科研費(文科省・学振)獲得実績
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近代日本における学術研究体制の展開過程:学術関連組織の形成に注目して
2022年04月 - 2027年03月
日本学術振興会 科学研究費 若手研究
山中千尋
担当区分:研究代表者
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日本近代における学術振興に関する研究: 櫻井錠二による日本学術振興会の設立経緯
研究課題/領域番号:23907037 2011年 - 2012年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 奨励研究 奨励研究
山中 千尋
配分額:600000円 ( 直接経費:600000円 )
本研究では,日本近代における学術振興の展開を明らかにする一環として,日本学術振興会の初代理事長を務めた櫻井錠二に関連する国内外における資料について,その所在調査及び資料収集を目的とした.また,本研究費によって,各種の物品をそろえ,ある程度,研究環境を調えることも意図した.
11月19日~25日,英国のThe Royal Society, University College London, Imperial College Archives, Kings College Londonを訪問し,大学年鑑,学生登録簿,書簡等の閲覧を行った.とくに研究対象とすべき原資料は見当たらなかったが,関連資料について,存在の有無やその一覧を明らかにすることは有益であった.このほか,協力研究者がいる各機関,各地の大学図書館,日本学術会議図書館を訪れ,資料収集と意見交換を行った.当初計画に含めていたドイツについては,東日本大震災に伴う減額措置により実現しなかったが,関連文献を入手することができた.一方,フランス学士院(Institut de France, Paris)への訪問が有用であることが判明したため,今後引き続き計画的に現地調査を行うことが課題である.
成果発表としては,化学史に関心のある人を対象とした公開セミナーにおける発表を行った.また,学会誌への投稿を行った(査読中).今後は,図書刊行を最終的な達成目標として,研究成果の具現化を行っていきたい.
近年では,図書館・文書館においてデジタル公開が進んでいるが,貴重資料は,通常,事前に許可を得た訪問閲覧が鉄則であるため,現地調査を支援する研究費の充実が重要である.加えて,奨励研究という科学研究費が,研究機関に常勤でない者にとって貴重な財源であったことを申し添える.
担当経験のある授業科目(学外)
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科学技術史
機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部教養科目
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科学思想史
機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部教養科目
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科学史
機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部教養科目
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科学技術史特論
機関名:名古屋工業大学
科目区分:大学院教養科目
委員歴
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日本科学史学会 和文誌編集委員
2023年11月 - 2025年06月
団体区分:学協会
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化学史学会 理事
2023年06月 - 2025年03月
団体区分:学協会
社会貢献活動
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グループセッション「なぜ我々は自らのモチベーションに振り回されるのか?」(提供:江崎グリコ)
役割:コメンテーター
公益財団法人 国際高等研究所 全国キャラバン3Questions‐東海地区編‐ 2024年11月
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オープンキャンパス(横浜国立大学)「研究者?になるまで」
役割:司会, 講師, 企画
2022年06月
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産学連携による共同研究マッチングイベント「百人百様×サイエンス」
役割:企画
2019年07月
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交換留学プログラム / 欧州・カナダ協定校 (慶應義塾大学)
役割:助言・指導
2012年 - 2015年
学術貢献活動
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第71回日本科学史学会年会 C会場(アジア近現代) 座長
役割:パネル司会・セッションチェア等
日本科学史学会 2024年05月
種別:学会・研究会等
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「学長インタビュー」『Trans/Actions』9号巻頭記事
役割:企画立案・運営等
名古屋工業大学産業文化研究会 2024年04月 - 2024年07月
種別:学術雑誌編集等
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「"無用の用"を追求する虚学塾」『30interviews』(インタビュー記事)
一般社団法人STEAM Association 2023年02月
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「科学との対峙:研究者として、人間として。 」京大100人論文 X-talk
京都大学 学際融合教育研究推進センター 2021年09月
種別:大会・シンポジウム等
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『中間成果報告書』文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」(牽引型)
役割:学術調査立案・実施
科学技術振興機構 2020年07月
種別:学術雑誌編集等
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ブリッジセミナーシリーズ(産学連携;大成建設)
役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等
横浜国立大学, 大成建設技術センター 2020年04月 - 2023年03月
種別:学会・研究会等
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「100人論文」ポスター発表・コメント(京都大学/丸の内/お台場)
京都大学 2019年 - 現在
種別:大会・シンポジウム等
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「横国研究縁結び」(学内研究シーズ発表会;発表・コメント)
横浜国立大学研究推進機構 2019年 - 2022年
種別:展覧会
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研究力分析(世界大学ランキング等) 国際学術貢献
役割:企画立案・運営等
一橋大学 2016年08月 - 2019年01月
種別:学術調査