所属学科・専攻等 |
社会工学教育類 / 環境都市分野
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教授 |
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プロフィール |
治水と環境の両面から持続可能な流域を構築するための手法を研究しています。これらの研究成果は、具体的な空間デザイン、例えば、地形、植生、土壌の管理、土地利用等に活用されます。 |
外部リンク |
萱場 祐一 (カヤバ ユウイチ)
KAYABA Yuichi
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論文
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河道の限界-治水と環境が調和した持続可能な河道についての一考察 査読あり
原田守啓・萱場祐一
河川技術論文集 28 451 - 456 2022年06月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語
DOI: https://doi.org/10.11532/river.28.0_451
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/river/28/0/28_451/_article/-char/ja/
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過去 40 年間で見られなくなった淡水魚はいるのか:河川中下流域における緑の国勢調査と河川水辺の国勢調査を用いた比較 査読あり
森 照貴, 川口 究, 早坂 裕幸, 樋村 正雄, 中島 淳, 中村 圭吾, 萱場 祐一
応用生態工学会誌 24 ( 2 ) 173 - 190 2022年03月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
DOI: https://doi.org/10.3825/ece.21-00020
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ece/advpub/0/advpub_21-00020/_article/-char/ja/
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社会的背景及び行政施策との関わりに着目した河川景観研究の動向 査読あり
鶴田 舞, 星野 裕司, 萱場 祐一
土木学会論文集D1(景観・デザイン) 77 ( 1 ) 110 - 125 2021年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
2018年までに発表された河川景観研究論文及び土木研究所等で実施された河川景観研究資料241編を調査し,研究の動向を社会的背景及び河川行政施策との関わりに着目して整理したレビュー論文である.
日本の河川景観研究は,人の生活環境保全の観点から河川環境管理の重要性が認知された1970年代に,都市や人に望まれる河川像を考えることから始まり,河川環境の評価や目標設定手法の検討等に発展していった.河川景観は河相と人間活動の相互作用により形成され,時間的に変化するものと捉えられるようになり,治水対策と両立した定量的な目標設定の検討等が進められてきた.今後の研究の方向性として,人と川とのふれあいの場となる水辺空間整備等の施策を推進すべく,川毎に異なる河相や景観の変遷を踏まえたデザイン手法を確立すること等が求められる.DOI: https://doi.org/10.2208/jscejaie.77.1_110
その他リンク: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejaie/77/1/77_110/_article/-char/ja/
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流況トレーサーとUAVを用いたウロコ魚道全断面魚道の機能把握 査読あり
阿部 謙三, 林田 寿文, 萱場 祐一
土木学会論文集 G(環境)(環境システム論文集) 77 ( 66 ) 53 - 58 2021年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
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AIを用いた 河川水位予測モデルの 特異な洪水波形に対する適応性評価 査読あり
榑林 利晃,萱場 祐一
土木学会論文集B1(水工学) 78 ( 4 ) 2021年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
近年,機械学習モデルを洪水時の河川水位予測に適用した事例が報告されている.本研究では,平成31年10月の台風19号によって甚大な被害を受けた,長野県千曲川を対象に過去の特徴的な洪水イベントに対して,複数の機械学習モデルを用いて水位予測を行った.その結果,深層学習モデル及び線形回帰モデルは,降雨規模によらず,氾濫注意水位程度を上限とする学習データでも大規模な洪水を高い精度で予測することを示した.また,線形回帰モデルの標準偏回帰係数を用いた検討から,AIは水位観測所データをもとに水位上昇量(水位波形)を予測し,ピーク水位及び水位上昇開始時刻については空間平均雨量から補完することで,高い予測精度を確保することが示唆された.
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3次元点群モデルを用いた全断面魚道評価手法の提案 査読あり
林田 寿文, 阿部 謙三, 萱場 祐一
土木学会論文集B1(水工学 78 ( 4 ) 2021年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:土木学会
書籍等出版物
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身近な水の環境科学
萱場祐一( 担当: 共著 , 範囲: 河川法)
朝倉書店 2022年04月 ( ISBN:978-4-254-18062-6 )
総ページ数:154 担当ページ:123-126 記述言語:日本語 著書種別:学術書
源流から干潟までを主眼とした、陸水環境の入門書である。
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皆川智子,一柳英隆,鬼倉徳雄,萱場祐一,島谷幸宏,三宅洋( 担当: 共著 , 範囲: 5.生態系の構造・機能と保全のあり方-河川)
朝倉書店 2022年03月 ( ISBN:978-4-254-26175-2 )
総ページ数:177 担当ページ:118-131 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
社会資本整備を行う際に必要となる生態系保全のための基礎と手法について執筆、編集したものである。
MISC
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気候変動×流域治水、河川の自然環境はどう変わるのか?
萱場祐一
土木学会誌 106 ( 8 ) 14 - 17 2021年08月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 出版者・発行元:土木学会
気候変動下における流域治水の進展が河川の自然環境に及ぼす影響等について概観した。
講演・口頭発表等
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遠州灘海岸における海浜性植物の生育要因:生育基盤要因と攪乱要因に着目して
萱場祐一
ELR2022 2022年09月 応用生態工学会
開催年月日: 2022年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:茨城県 国名:日本国
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濁水が付着藻類におよぼす影響とその回復過程に関する研究
萱場祐一
陸水学会大会2022 2022年09月 日本陸水学会
開催年月日: 2022年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:兵庫県 国名:日本国
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土岐川支流群における水田貯留の効果推定-調整板を設置した場合の流量低減
萱場祐一
土木学会全国大会第77回年次学術講演会 2022年09月 土木学会
開催年月日: 2022年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都府 国名:日本国
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河道側方部の貯留空間およびハイドログラフの傾きがピーク流量の逓減に及ぼす影響に関する研究
藤井駿
土木学会全国大会第77回年次学術講演会 2022年09月 土木学会
開催年月日: 2022年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都府 国名:日本国
その他研究活動
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⽇本陸⽔学会第86回公開討論会「全国における流域治⽔に関わる⽔辺再⽣の取り組みと展望」コンビナー
2022年09月
日本陸水学会における公開講演会「全国における流域治⽔に関わる⽔辺再⽣の取り組みと展望」の企画を行うとともに、当日は公開討論のコーディネーターを務めた。
その他競争的資金獲得実績
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「流域治水を核とした復興を起点とする持続社会」地域共創拠点
2021年11月 - 2031年03月
国立研究開発法人科学技術振興機構 共創の場形成支援プログラム
島谷幸宏
資金種別:競争的資金
本拠点は、2020年7月豪雨により、大水害に見舞われた球磨川流域を対象に、10年後を見据え「緑の流域治水を核とした大災害後も安全・安心に住み続けられ、豊かな環境と若者が残り集う持続可能な地域の実現」をビジョンとし、代表機関:熊本県立大学、幹事自治体:熊本県、幹事企業:肥後銀行という体制で産学官の地域共創拠点を形成し、水害後の持続的な地域への復興という課題に対して、その解決を図るものである。「水害への安全・安心」「豊かな環境と恵みのある暮らし」「若者が残り集う地域」「多世代による緑の流域治水の達成」をターゲットとし、「緑の流域治水」に関わる流域治水技術開発、ボトムアップ型統合計画論、環境再生手法、ボトムアップ型地域DX、サステイナブルな産業創出、パートナーシップによる推進手法について研究を実施し、球磨川流域の持続的発展に資する。
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気候変動及び流域治水シナリオに基づく生物多様性評価と生息ハビタット管理手法の提案
国土交通省 河川砂防開発公募
萱場祐一
資金種別:競争的資金
配分額:4682000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
受託研究受入実績
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気候変動及び流域治水シナリオに基づく生物多様性評価と生息ハビタット管理手法の提案
2022年05月 - 2023年03月
国土交通省 河川砂防開発公募 一般受託研究
萱場祐一
配分額:4682000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
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2021年11月 - 2031年03月
科学技術振興機構 共創の場形成支援プログラム 一般受託研究
萱場祐一
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
配分額:124840000円 ( 直接経費:100000000円 、 間接経費:24840000円 )
担当経験のある授業科目(学外)
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実践研究セミナーー
2022年11月 機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
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環境水理学演習
2022年10月 - 2023年02月 機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
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環境水理学演習
2022年10月 - 2023年02月 機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
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流域環境論
2022年06月 - 2022年09月 機関名:名古屋工業大学
科目区分:大学院専門科目 国名:日本国
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環境水理学Ⅰ
2022年04月 - 2022年09月 機関名:名古屋工業大学
科目区分:学部専門科目 国名:日本国
委員歴
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国土交通省東北地方整備局 赤川水系河川整備学識者懇談会委員
2022年10月 - 2024年06月
団体区分:政府
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国土交通省近畿地方整備局大戸川ダム工事事務所 大戸川ダム環境保全員会委員
2022年09月 - 2026年03月
団体区分:政府
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公益財団法人リバーフロント研究所 河川水辺の国勢調査に関する検討会委員長
2022年09月 - 2023年02月
団体区分:その他
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国立研究開発法人土木研究所 土木研究所創立100周年記念講演会における座談会アドバイザー委員
2022年09月 - 2022年11月
団体区分:その他
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国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所 流水型ダム環境保全対策検討委員会
2022年07月 - 2023年03月
団体区分:政府
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国土交通省東北地方整備局 北上川下流生物環境検討会委員長
2022年07月 - 2023年03月
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公益財団法人河川財団 河川基金助成事業選考委員会委員
2022年05月 - 2024年03月
団体区分:その他
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公益財団法人リバーフロント研究所 河川・海岸環境機能等検討委員会委員
2022年05月 - 2023年03月
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応用生態工学会 副会長
2022年04月 - 現在
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応用生態工学会 編集委員
2022年04月 - 現在
社会貢献活動
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流域治水の時代における多自然川づくり
役割:講師
国立大学法人信州大学工学部水環境・土木工学科 2022年12月
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中小河川における多自然川づくり
役割:講師
宮崎県 宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会研修会 2022年08月
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川づくり、これまでといまから
役割:講師
陸水学会東海支部 東海陸水談話会 2022年07月
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自然共生、これからの20年を展望する
役割:講師
岐阜県自然共生工法研究会 自然共生工法研究会総会 2022年06月
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多自然川づくりの治水的側面を評価する
役割:講師
熊本県 熊本県川づくり勉強会 2022年05月
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多摩川流域セミナー「多摩川の流域治水」コメンテーター
役割:パネリスト, コメンテーター
国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所 多摩川流域セミナー「多摩川の流域治水」 2022年01月
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応用生態工学会中部講演会
役割:講師
応用生態工学会中部 応用生態工学会中部講演会 自然共生研究センター 2021年11月
対象: 研究者, 社会人・一般, 行政機関
種別:講演会
応用生態工学会中部の講演講師を行った。
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河川財団基調講演
役割:講師
河川財団 河川財団令和3年度研究報告会 大阪 2021年11月
対象: 研究者, 社会人・一般, 市民団体, 行政機関
種別:講演会
上記報告会において基調講演を行った。
学術貢献活動
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⽇本陸⽔学会第86回公開討論会「全国における流域治⽔に関わる⽔辺再⽣の取り組みと展望」コンビナー
役割:企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等
日本陸水学会 2022年09月
種別:学会・研究会等