Affiliation Department |
生命・応用化学科 生命・物質化学分野
|
Title |
Associate Professor |
External Link |
HANAI Yoshiteru
|
|
Papers
-
Mild Hyperoxia Stimulation Increases Regional Tissue Oxygen Pressure in Rat Hippocampus via Oxygen Radical Reviewed International journal
H. Yoshizato, Osung Kwon, S. Ato, R. Ogasawara, Y. Hanai, Y. Yoshimura
Journal of Applied Life Sciences International 21 ( 4 ) 1 - 8 2019.08
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
-
Interaction between myoglobin and mitochondria in rat skeletal muscle Reviewed
Yamada T, Furuichi Y, Takakura H, Hashimoto T, Hanai Y, Jue T, Masuda K.
Journal of Applied Physiology 114 ( 4 ) 490 - 497 2013.02
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
-
Muscle contraction increases carnitine uptake via translocation of OCTN2 Reviewed
Furuichi Y, Sugiura T, Kato Y, Takakura H, Hanai Y, Hashimoto T, Masuda K.
Biochemical and Biophysical Research Communications 418 ( 4 ) 774 - 779 2012.01
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
Presentations
-
Changes in fibroblast growth factor receptor expression after acute muscle contraction
Yoshiteru Hanai, Miyu Naito, Riki Ogasawara, Satoru Ato, Hideo Yoshizato
Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine
Event date: 2020.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:Kagoshima
-
ラットの代償性筋肥大における遅筋、速筋での繊維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)のmRNA発現量の変化
清水宏明、花井淑晃、吉里秀雄
日本体力医学会 日本体力医学会
Event date: 2019.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:茨城
[研究背景・目的]
繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、骨格筋肥大及び再生に関与するサイトカインである。FGFの受容体であるFGFRは4種類(1~4)あるが、これまで、骨格筋肥大時のFGFRの発現量の変化についてはあまり検討されていない。本研究ではラットの代償性筋肥大モデルを用いて、筋肥大時の骨格筋におけるFGFR(1~4)のmRNA発現量の経時的変化について検討する。
[実験方法]
10週齢のウイスター系雄性ラットの両足の腓腹筋の腱を切除し、ヒラメ筋と足底筋に4日間、および14日間の代償性筋肥大を誘発した。mRNA発現量の分析にはqRT-PCR法を用い、内部標準であるGAPDHmRNAに対する相対値として評価した。統計は分散分析(ANOVA)及びStudent-Newman Kelus テストを行い、有意水準はp<0.05とした。
[結果・考察]
FGFRのmRNAの発現は、ヒラメ筋と足底筋ともに筋肥大の初期である4日でmRNA発現が増加する傾向にあった。これらのmRNAレベルでの発現の増加が実際の受容体タンパク量の増加につながる変化であれば、FGFに対する感受性の増強を介して筋肥大に貢献している可能性が考えられる。 -
ラット代償性肥大時のインターロイキン受容体遺伝子発現の変化
花井淑晃、小林直哉、吉里秀雄
日本体力医学会 日本体力医学会
Event date: 2017.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:松山市
-
代償性筋肥大時のGH受容体およびIGF-1受容体の遺伝子発言の調節
花井淑晃、林敦也、本田理恵、間瀬美里、吉里秀雄
第71回日本体力医学会 日本体力医学会
Event date: 2016.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:岩手県盛岡市
-
代償性筋肥大の初期におけるGH受容体及びIGF-1受容体の変化
林敦也、早田陽紀、鍋野辰悟、吉里秀雄、花井淑晃
日本体力医学会大会 日本体力医学会
Event date: 2015.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:和歌山県民文化会館
-
ラット下肢骨格筋におけるインスリン様成長因子受容体の発現調節
花井淑晃、小畠一輝、高木裕士、吉里秀雄
第68回日本体力医学会大会 日本体力異学会
Event date: 2013.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
-
高酸素ガス曝露による組織酸素分圧上昇のメカニズム International conference
樋口寧彦、ゲゲントンラガ、吉村篤司、花井淑晃、吉里秀雄
第68回日本体力医学会
Event date: 2013.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
-
高酸素ガス曝露によるラット脳内神経栄養因子の発現変化
ゲゲントラガ、樋口寧彦、吉村篤司、花井淑晃、吉里秀雄
第68回日本体力医学会大会
Event date: 2013.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (invited, special)
-
マイルドな高酸素ガス曝露によるラット海馬組織酸素分圧の変化とそのメカニズム
樋口寧彦,ゲゲントンラガ,花井淑晃,吉村篤司,吉里秀雄
第67回日本体力医学会大会 日本体力医学会大会
Event date: 2012.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:岐阜
【背景】高酸素環境では曝露される酸素濃度や時間の違いによって、脳神経系に様々
な変化が引き起こされるが、そのメカニズムついては不明な点が多い。また、様々な
高酸素環境下にある脳組織酸素分圧の変化を継時的に捉えた報告もほとんど無い。そ
こで今回我々は、高酸素環境下におけるラットの海馬組織酸素分圧の変化およびその
メカニズムについて報告する。
【目的】マイルドな高酸素ガス曝露によって誘導される海馬組織酸素分圧上昇とその
メカニズムに活性酸素が関与しているかについて検討する。
【方法】8週齢のSDラット(雄)を使用し、脳海馬部位に酸素電極が挿入されるようにガ
イドカニューレの留置手術を行った。術後2日、測定チャンバー内にてAir及
び30%O2(N2バランス)ガスを20分間づつ交互に2回還流し、リアルタイムで海馬の組織
酸素分圧を測定した。
【結果】高酸素ガス曝露に対し海馬組織酸素分圧が約120%上昇した。また高酸素ガス
曝露15分前に活性酸素除去剤を投与すると海馬組織酸素分圧の上昇は強く抑制された。
【結論】マイルドな高酸素ガス曝露により海馬組織酸素分圧が上昇することが認めら
れた。この組織酸素分圧の上昇は海馬神経活動の活性化による局所脳血流の上昇に起 -
アディポネクチン受容体の発現と筋収縮特性との関連
松原裕樹,増田佑貴 ,伊藤佑華 , 花井淑晃
第67回日本体力医学会大会会 日本体力医学会
Event date: 2012.09
Language:Japanese Presentation type:Poster presentation
Venue:岐阜
【背景】 アディポネクチンは、アディポネクチン受容体(AdipoR1)を介し骨格筋のミトコンドリア生合成を増加させることが知られている。骨格筋では、筋によって筋線維組成や基質酸化能及び安静時や運動時の動員様式が大きく異なるが、これら種々の筋の特性とAdipoR1の発現レベルとの関連については明らかになっていない。本研究では、AdipoR1の発現レベルが、筋の特性に貢献しているのではないかと考えた。 【目的】 筋線維組成や基質酸化能の異なる筋においてAdipoR1の発現レベルが異なるか否かを明らかにする。 【方法】 成熟雄性SD系ラットの下肢骨格筋(ヒラメ筋、長内転筋、腓腹筋、足底筋、長指伸筋)を麻酔下で摘出し、ホモジナイズ後、Western blot法によりAdipoR1タンパクの発現レベルを調べた。 【結果】 主として遅筋線維からなるヒラメ筋(85% 遅筋線維よりなる)では、他の筋と比較してAdipoR1の発現が高い傾向がみられた。一方、同一筋内で筋線維組成が大きく異なる腓腹筋の深層(50% 遅筋線維よりなる)と表層(100% 速筋線維よりなる)の比較では、有意な差はみられなかった。 【結論】 AdipoR1の発現は筋により異なったが、筋線維組成や基質酸化能との明確な関連性はみられなかった。
Scientific Research Funds Acquisition Results
-
筋肥大時に骨格筋の成長ホルモンに対する反応性は低下するのか
2018.04 - 2020.03
科学研究費補助金 基盤研究(C)
花井淑晃
-
成長ホルモン及びインスリン様成長因子の受容体発現は運動適応に関与するか
2012.04 - 2014.03
科学研究費補助金 基盤研究(C)
花井淑晃