中居 楓子 (ナカイ フウコ)

NAKAI Fuko

写真a

所属学科・専攻等

社会工学教育類
社会工学専攻
環境都市分野
若手研究イノベータ養成センター

職名

助教

 

論文

  • 対話の共通言語としての津波避難シミュレーションの可能性と限界:高知県黒潮町における津波避難計画づくりの実践を通じた考察

    中居 楓子, 畑山 満則, 矢守 克也

    地区防災計画学会誌C+Bousai   ( 12 ) 37 - 38   2018年03月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

    津波避難は、車の利用や要援護者の救助などの個別具体的かつ社会的に解決しなければならない問題も多く、地区防災計画での解決が期待される重要な課題である。本研究では、地域コミュニティの津波避難計画づくりにおける、津波避難シミュレーションの役割を考察する。特に、避難の当事者である地域住民と行政、研究者の「対話の共通言語」としての可能性と限界に着目し、高知県黒潮町万行地区の5年間の実践を通じて得られた知見を報告する。

  • 高知県黒潮町における成功事例の分析(その2)―地域の特性が類似する地区間における防災実践の連鎖―

    杉山 高志,野嶋 太加志,矢守 克也,李 旉昕,中居 楓子,千々和 詩織,齋藤 未歩

    地区防災計画学会誌C+Bousai   ( 9 ) 55 - 56   2017年03月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

    地区防災計画では、住民目線で策定した計画を市町村地域防災計画に提案する「計画提案制度」など、地区防災計画を他地区に共有するボトムアップの仕組みが策定されている。しかし、地区防災計画を他地区と共有する効果について、実証的に検証された先行研究は稀少である。本研究では、地域の特性が類似する地区間で、地区の防災実践を共有することの効果について、高知県黒潮町熊野浦地区の家具固定推進の取り組みを例に分析する。

  • 高知県黒潮町における成功事例の分析(その1)―地域の特性を生かした地区防災計画の実現―

    齋藤 未歩,中居 楓子,矢守 克也,千々和 詩織,野嶋 太加志,杉山 高志,李 旉昕

    地区防災計画学会誌C+Bousai   ( 9 ) 53 - 54   2017年03月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

    地区防災計画ガイドラインでは、地域の特性や強みを反映した計画の重要性が強調されている。しかし、そうした指針を住民自ら実現していくことは容易ではなく、手法については多くの課題がある。本稿では、役場と住民、大学が協働で地区防災に取り組んでいる高知県黒潮町鞭地区の井戸整備の事例を紹介し、独自性のある取り組みがなぜ成立したのか、コミュニティとリーダーの性質に着目して考察する。

  • 外力の不確実性と逸脱者の存在を考慮した津波避難計画の評価方法

    中居 楓子,Junko Mochizuki,Sebastian Poledna,畑山 満則,矢守 克也,熊谷 兼太郎

    平成28年度防災研究所研究発表講演会     E07   2017年02月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

  • Tsunami evacuation behavior of coastal residents in Kochi Prefecture during the 2014 Iyonada Earthquake

    Sun Yingying, Nakai Fuko, Yamori Katsuya, Hatayama Michinori

    Natural Hazards   85 ( 1 ) 283 - 299   2017年01月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

  • 逸脱者の存在を考慮した津波避難ルールの脆弱性の分析

    中居 楓子,Junko Mochizuki,Sebastian Poledna,畑山 満則

    第55回土木計画学研究発表会・講演集   55   CD-ROM(18-03)   2017年

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

    津波避難では,同時に多くの人が同じ方向に逃げるため,渋滞が生じやすい.それを防ぐためには,地域の問題に応じた環境整備や避難ルールの検討を事前におこなっておく必要がある.しかし,過去の災害において避難時の「原則徒歩」ルールが守られていない事実からもわかるように,避難時のルールを決めても,それに沿わない行動をする住民(逸脱者)が出る可能性は十分にある.また,逸脱者の存在によって,地域の避難ルールが効果を発揮しない場合もあると考えられる.本研究では,逸脱者の存在が,他の地域住民の避難にかかる所要時間に与える影響を「限界損失」によって評価する.また,その結果から,原則徒歩ルールがもたらすはずの本来の効果が低減される可能性を「ルールの脆弱性」として,分析をおこなう.

  • Evaluation of Evacuation Plan : Taking Account of Responsiveness of Performance to the Uncertainty around Hazards and the Compliance of Evacuees

    Nakai Fuko,Mochizuki Junko,Poledna Sebastian,Hatayama Michinori

    15th International Conference on Computers in Urban Planning and Urban Management     Conference USB (ThuA62_35042)   2017年  [査読有り]

    研究論文(国際会議プロシーディングス)   共著

  • 高知県黒潮町における地区防災計画の進捗報告(2)―地区防災計画推進の阻害要因―

    李 旉昕,中居 楓子,杉山 高志,千々和 詩織,孫 英英,矢守 克也,畑山 満則

    地区防災計画学会誌C+Bousai   ( 6 )   2016年03月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

  • 高知県黒潮町における地区防災計画の進捗報告(1)―黒潮町の地区防災計画の全体像―

    千々和 詩織,中居 楓子,矢守 克也,畑山 満則,李 旉昕,孫 英英,杉山 高志

    地区防災計画学会誌C+Bousai   ( 6 )   2016年03月

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

  • 津波避難シミュレーションによる車を利用した避難計画の評価

    中居 楓子,畑山 満則,矢守 克也,熊谷 兼太郎

    平成27年度防災研究所研究発表講演会     E05   2016年

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著

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研究発表

  • 高知県黒潮町における地区防災アンケートの結果報告:地区の社会的構造と地区防災計画の成果に着目した地区間比較分析

    中居楓子,矢守克也

    地区防災計画学会 2018年度 第5回大会   (大阪市立大学 杉本町キャンパス)  2019年03月  -  2019年03月  地区防災計画学会

  • 津波防災機能の継承を可能にするための社会的伝達機構について

    中居楓子

    第58回土木計画学研究発表会・秋大会  (コンパルホール(大分市),大分大学旦野原キャンパス など)  2018年11月  -  2018年11月  土木学会土木計画学研究委員会

  • 対話の共通言語としての津波避難シミュレーションの可能性と限界:高知県黒潮町における津波避難計画づくりの実践を通じた考察

    中居楓子, 畑山満則,矢守克也

    地区防災計画学会 第4回大会  (高知県立大学永国寺キャンパス)  2018年03月  -  2018年03月  地区防災計画学会

  • 避難行動のコラボラティブ・モデリングにおける津波避難シミュレーションの役割

    中居楓子, 畑山満則,矢守克也

    平成29年度防災研究所研究発表講演会  (京都大学宇治キャンパス)  2018年02月  -  2018年02月  京都大学防災研究所

学術関係受賞

  • 女性が拓く工学の未来賞 奨励賞

    2018年11月07日   国立大学法人 名古屋工業大学  

    受賞者:  中居楓子

  • 日本自然災害学会第34回学術講演会 学術発表優秀賞

    2015年09月25日   日本自然災害学会   マルチエージェントシミュレーションを用いた歩車混合の津波避難に関する検討  

    受賞者:  中居楓子, 畑山満則, 矢守克也

  • 日本災害情報学会第16回学会大会 河田賞

    2014年10月26日   日本災害情報学会   津波避難計画における実行可能性の検討  

    受賞者:  中居楓子, 畑山満則, 矢守克也

  • 情報処理学会論文誌ジャーナル/JIP特選論文

    2014年05月15日   情報処理学会   地域ごとの津波避難計画策定を支援する津波避難評価システムの開発  

    受賞者:  畑山満則,中居楓子,矢守克也

  • 第76回情報処理学会全国大会 全国大会学生奨励賞

    2014年03月13日   情報処理学会   津波避難計画評価システムの導入による災害リスク・コミュニケーション支援  

    受賞者:  中居楓子, 畑山満則, 矢守克也

  • 山下記念研究賞

    2013年03月15日   情報処理学会   エージェント技法を用いた津波避難評価システムの構築と社会実装  

    受賞者:  中居楓子

科研費(文科省・学振)獲得実績

  • 津波防災の文化化はいかにして可能か―数理的定式化による理論的枠組みの構築

    若手研究

    研究期間:  2018年04月  -  2021年03月  代表者:  中居楓子

    津波避難計画においては,現状課題の記述や最適化に基づく規範解の追求だけでなく,人々の意思決定を実際に改善する処方的研究が求められている.その要請を具現化する概念に「生活防災」がある.これは,人々の日常の習慣や地域行事を所与としたうえで,防災施設や新たな習慣を生活に埋め込むことにより,社会システムの継続的な改善を図るものである.しかし,ある防災の実践が,社会システムの“改悪”ではなく“改善”とされることの正当性や,“改善”の維持可能性は,充分に評価されていない.本研究は,現代の人々の生み出す改善がもたらす将来的な結末として複数均衡を仮定し,社会システムを改善する津波防災の文化が定着する機構を数理的定式化によって明らかにすることにより,生活防災の理論的視座の追加を試みる.